和歌山の木で作る格子天井~紀州杉~
2021年3月24日
こんにちは。
お寺などでよく見かける格子天井を
住宅の玄関と和室で作らせていただきました。
手前に少し見えているのが、竿が一方向に入った竿縁天井です。
これも最近の住宅では少ないですが、格子天井となると住宅では
ほとんどないと思います。
格子状に組まれた升の中に使われているのも、
当社の山林から厳選された杉板です。
薄いものなので変形で割れたりするため、ベニヤ板に
木目を貼り付けた建材を使用することが多いですが、
無垢の杉板を使わせていただきました。
加工部分を拡大するとかなり繊細な作りとなっています。
杉の赤身の無地を使用していますが、加工後に隙間ができてもいけないですし、
加工中に木が少し欠けたりもダメなので、職人さんはかなり慎重に作ってくれたと思います。
格子の中の杉板も方向を互い違いに取り付けることで、一枚一枚の木目の表情が強調されます。
これも厳選された木と職人技の融合から作り出される作品です。
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