2025年新補助金 GX志向型住宅とは?
2025年1月9日
こんにちは。事務員ブログです。
和歌山県では冬型の気圧配置になっているため、時間帯によっては雪がちらついています。
日本海側では大雪の恐れもあるそうですがどうか被害がありませんように。
年も明けて2025年となりましたが、今年も様々な補助金が出ることが決まっています。
住宅政策を決めるのは主に国土交通省、環境省、経済産業省です。
2025年の新築住宅の補助金は、GX志向型住宅で160万円、長期優良住宅で80万円、ZEHで40万円となっており、GX志向型住宅という省エネ住宅の区分を創設し補助の対象にしたそうです。
長期優良住宅やZEH(ゼッチ)住宅は聞かれたことがあると思いますが、今回GX志向型住宅というのが新しく出てきました。
GXとは、グリーントランスフォーメーション(Green Transformation)の略で、持続可能な社会を実現するための環境に優しい技術や手法の導入、発展、普及を目指します。
これには、再生可能エネルギーの利用促進、省エネルギー技術の開発、循環型経済の推進などが含まれてます。
グリーントランスフォーメーションは、地球環境の保護と経済成長を両立させることを目指しているそうです。
GX志向型住宅の要件は、戸建て住宅の場合
①断熱等級6以上
②省エネ要件は、再エネを除いた一次エネルギー消費量の削減率が35%以上、
③再エネ設備を導入しエネルギー消費量を100%削減・・「自給自足型の住宅」
(日照時間の短い寒冷地の場合は75%以上)
補助対象世帯は全世帯としております。
(都市部狭小地等については再エネ設備を導入しなくても対象となります)
最大160万円の補助金が得られるGX志向型住宅はの要件はどれくらい厳しいかというと、
ZEH・長期優良住宅 | GX志向型住宅 | |
断熱性能 | 断熱等級5以上 | 断熱等級6以上 |
省エネ性」 | 一時エネルギー消費量削減率20%以上 | 一次エネルギー消費量削減率35%以上 |
表で比較してみると明らかですが、GX志向型住宅は、ZEH使用の住宅よりさらに高い要件が求められる住宅となっております。
GX志向型住宅の補助対象世帯はすべての世帯が対象ですが、子育て世帯を対象とした支援策も盛り込まれましたので、こちらはまた次回のブログにてお伝えできたらと思っております。